TOKIARI ‘BEAR’
Lager trainer

「ベア」という名のラガートレーナー。
一生着ることがないだろうと思っていたまさかのラガー。ふと入った古着屋で目についた80年代の真っ赤なラガーシャツが、なぜかずっと心に引っかかっていた。今回は、そのようなアメリカン・カジュアルを自分のフィルターを通して作り直している。青春の忘れ物を取りに来たような気分。たまにはこんな服もいいんじゃない?

トレーナーというのは、首元が冷えるのものだが、このラガーはしっかりとカツラギカラーがしっかりガード。壁の如きのスクラムカラー。首元が温かく安心感がある。こだわっていた「健康」もクリアした。フーディーもそうだが、スポーツアイテムはさすがに考えられていて機能性が高い。たっぷりしたボディシルエットに対して、襟元をキュッと小さくしてメリハリをつけた。

半袖の他に長袖も製作していたので、どちらも写真をアップしてみる。実際は半袖を採用したのだが、写真で見ると長袖も捨てがたい。長袖もまだ生産可能なので、気になる方はお声がけを。

【解説】
「ベア」という名のラガートレーナー。
ボリュームあるシルエットであえて袖は短くした。
ラガーシャツ本来のイメージはスポーティでカラフル。そんな服をあえて色を制限し、上質な素材で作ることで、相反するイメージが共存するまさに時在らしい服になった。

この素材は、かなりの密度で織られた国産の裏毛コットン。軽くて、肌触りも最高に気持ち良い。しっかりと織られているが、通気性があるので蒸れない。秋口まで着れるリラックスウエアになるだろう。

(写真はBLACK。KINARI WHITE は襟もボディも白)


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